セウターティトゥアン→フェズへ
セウタでどうしょうか悩んでいた。 あの2人のいう通り、スペインに戻ろうか?
それ とも、フェズだけ見て帰ろうか?40分くらい悩んでやはりせっかく、アフ
リカまで金かけて 来たんだから、せめてフェズだけでも見て帰ろうと。カサブラ
ンカ、マラケシュも見たかっ たが、もう、あの2人のおかげで予算オーバーで行
けない。そして、乗合いタクシーを捕 まえ、セウタからバスの出ているティトゥ
ワンという町まで行き、夕方、バスに乗り込む。 そのときに日本人の男性に出会
った。まさかこんなローカルバスに日本人がいるなんて と二人とも思っていたみ
たいで、しばらく二人とも、顔を眺めあってジロジロ見合う。その うちに、向こ
うから”ひょっとして日本人の方ですか?”と聞いてきたんで、”そうです。”
と 言った。見かけは、浅黒く、インテリっぽくて、さながら海外取材の報道者の
方かなという 感じがする人で、名前が”佐々木”という人だった。ヨルダンの方
に仕事の関係で、3年間 住んでいたそうで、今回、帰国する際に、しばらく休暇を
とって、スペイン、モロッコ、スイ スと廻って、5/11くらいに帰国するのだと
言う。しばらくバスの席が隣同士だったんで、 フェズに着くまでに話し込む。日
本人と話しをするのは、おたがい久しぶりなもので、会話 が結構弾んで、時間を
忘れるくらいだった。道は、かなり舗装が悪く、話しをしているから 幾分はまし
だったが、かなりの上下の独特の揺れで、二人とも気分が悪くなる。途中、何 度
かバスは停車してはまた進むといった感じで、なかなか前に進まない。車窓から
の眺 めは、”これが本当にアフリカの一部なのか?”と思わせるくらい、木々が
しっかり根ずい ていて、白樺の木?あるいは苗がたくさん大地に広がっている。
土地もかなり、農業には 適しているみたいだ。馬や羊が悠々と暮らしているのど
かな、何処となく、北海道のサロ ベツ高原を思わせる雰囲気がある。そして、夜
、PM10:00過ぎ、フェズに無事到着する。
フェズに行く
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