マラガ→コルドバ


約3時間だったが、あっという間のバスの旅だった。彼女と一緒にメスキータの
近く
まで歩いていく。途中でお別れして、俺は一人でホテルを探すが、どこも週
末とあっ
て、満室が多い。なんとか、3軒目で見つかったが、部屋は広く(ダブ
ル)で、安い
(1500Pts!)が、薄暗く、少し臭う。・・深呼吸ができな
い。まっしかたな
いか。この安さじゃ・・・。しばらく休憩してから、T/Cの
再発行をしてくれる場
所に向かう。・・・しかし、コルドバは暑い!。マラガは
カラッとした暑さだったが
、こっちはジメっとして、日本の夏によく似ていた。
今日は31度あったみたいだ。
汗を掻きながら、その目的の場所まで、いろんな
人に道を尋ねながら行くがかなり遠
い。かなり郊外の方まで歩いて探しまくり、
片道5キロくらい歩くが、なんかだんだ
ん工業団地みたいなところまで行く羽目
になり、”おかしい??こんな所にそんなも
んがあんのか?”と思い出し始め、
近くのバールで昼真っから酒をかっくらっている
オッサン連中に住所を見せて聞
き出してみるが、皆、口々に”そんな所は知らない”
と言う。いやはや、参って
しまった。だんだん不安になってきたんで、フリーダイア
ルでトーマスクックに
問い合わせてみるが、昨日と違う人が出て、今度は日本人の女
の人だったみたい
だが、頼りない・・。かなり手間取って、やはり、向こうの間違い
だったらしく
、また、違う住所を教えられ、歩いてトボトボ元の中心街まで戻る。こ
んな所ま
で何の為に来たのか?骨折り損のくたびれ儲けだ・・。今度はツーリストイ
ンフ
ォメーションで聞くが、近くのメスキータの東通りにあると言い、すぐに行くが

、なんかよくわからないが、教えられた住所の所にはおみあげ店があり、店の中
に入
ると店員の兄ちゃんがいて、その兄ちゃんに尋ねると
”ついて来い。”と言
うんで、
その兄ちゃんに連れられて、この店のオーナーであろう人に会わしてく
れるが、この
も状況が理解できてないらしく”そんな話しは知らない。ツーリ
ストインフォメー
ションで聞いて。”と。おいおい、それじゃまた始めに戻るじ
ゃねーか。とブツブツ
一人ごとを言いながら、また言われた通りツーリストイン
フォメーションまで行って
みたら、何にもない。だんだん腹が立ってきて、当り
散らすが、自分自身がバカバカ
しく思い、やめてまたトーマスクックに電話した
ら、またまた違う人が出てきて、今
度は落ち着いた女性の方で、三つの住所を教
えられ、その内の一つを選択して、払い
戻してくれと言う事なんで、その場所を
探し出し、無事、今度はT/Cではなかった
が、スペインペセタで(50000
Pts)現金で払い戻してもらい、この件は一件落着する。ほんと、いろんな所
に振り回された。今後は
盗難に気をつけようと思った。なんせめんどくさいし、
なにより
貴重な時間が無駄になってしまう。今日は、約12〜13キロは歩き回
ったんではないか?夜はホテルでグッタリだった・・・。

       グアダルキビル川からの眺め


       4月25日 Sabado 晴れ AM8:30起床

あまりの部屋の臭さに鼻が麻痺するくらいで、飛び起きる。コルドバで二日泊まる
予定だったが、ホテルも最悪だし、見る所もメスキータとユダヤ人街くらいしかな
いんで、午後にグラナダに向かうことにした。
これが個人旅行のいいところだ。自
分で勝手に予定を変更できる。メスキータに入る前、あまりに荷物が大きかったん
で、入場拒否され、路頭に迷う。コンシグナ(手荷物預かり所)を探すがどこにも

無いんで、ユースホステルで預かってもらう事にした。そして、メスキータヘ・・

メスキータの中はとてもひんやりとしていて、外の暑さを忘れるくらい涼しい。イ

スラム教徒とキリスト教徒との融合で、すばらしい見事にマッチした建築物に仕上
がっていて、とても美しい。これを見るだけでコルドバに来る価値大だ。1時間程

度でバスターミナルに向かう。PM1:00のバスに乗り込み一路、歴史的建造物

のあるグラナダへ向かう・・・。


       メスキータ内部

グラナダに行く

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