5月8日 Vendredi 快晴 AM7:20起床/
Auxerre⇒la charit'e-s-loire

足の筋肉痛がすごい。かなりのハンデを背負ってしまった。
行けるか、今日、93km・・・。

AM8:30出発。昨日とうって変わって、一向に前に進まない。
走り始めて、1時間で、たったの14km・・・"これはまずい"と思ったが何せ疲れが完全にピークに達していて、足もほとんどいうことがきかない。
これを書いている時点で、ものすごい脱力感で、書くのが精一杯。もう何度も辞めようと思ったが、走っている限り、たとえ遅くとも前には進んでいる。ここで辞めたら、一生悔いが残るし、結局、何もとりえのないダメな人間になりそうで怖い・・・。うそつきになるのも嫌だし。

何とか、11時頃、"Clamecy"という町まで到着し、なんだかんだいっても半分これた。43km地点。しかし、もう足は限界に近い。ここで立ち止まったら、後に辛くなるだけだからドンドン先に進む。

PM1時頃、昼飯を摂る。・・もう、足はパンパンだ。ここから先はもうほとんど気力だけで前に進む。そして同じ風景、いくつもの村や町を越え、PM4時過ぎ、目的の地、"La charit'e-s-loire"に着く。町の間にロワール川がダイナミックに流れている。すごく美しい。
セーヌ川と同じくフランスを代表する川だ。その前に自分がいるだけで不思議な気持ちになる。もう、体は脱力感と脱水状態で、立っているだけで精一杯。
それに追い討ちをかけるようにホテルが満室でなかなか決まらず、イライラしもう体は一歩も前に動かなくなっていた・・・。"もう今日は野宿でもしようか?、ロワール川の前のベンチに腰掛けて・・・。"しかし、それも明日に響くと思い、もう一回、最後の力を振り絞って町のセントラルまで戻って、2つ
星の高そうなホテルだったが、レセプションに聞いてみると”160FFの部屋が一つだけ空いているよ。”と言われたんで、もう今日はそこで泊まることにした。バックパックを担いで階段に登ることさえ苦痛だ。
部屋に入ると、バッタリと倒れ込み、もうこんな無謀なやり方、距離を走るのは止めようとつくづく思った。
明日、"Bourges"までの53kmだが、距離的には半分になるんで、体調に不安は残るが、なんとか走りたい。

●今日の走行距離93km

ロワール川を抱く、贅沢な田舎町。ほんと、綺麗。
La charit'e-s-loireを出発する⇒
しんどいから止める
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