5月9日 Samedi 快晴 AM7:50起床/
la charit'e-s-loire⇒Bourges

この町くらいの地方まで来ると夜、陽が暮れるのが遅くなる。完全に日没するのにPM11時くらいになる。
朝、足がパンパンで、立つのもやっとなくらい痛い。こんなに筋肉痛がひどいのは、部活の日本拳法やボクシングをやっていた時以来だ。
AM9:00、近くのBanqueでT/Cを現金化し、スーパーで水と昼飯のパン(こればっか・・)を調達する。そしてAM10:00、この町を出発。・・・ロワール川のほとりにある、とても綺麗な田舎町だった。

Bourgesまで後、49km。天気も良く、快調に飛ばす。
アップダウンはあるが、体調も少し良くなって、なんといっても今日は"風"があまり強くない。もう、ロワール地方の方は、完全に初夏に入りつつあって、とても日差しがきつい。みるみる露出している体の部分が黒くなっていく。"工場焼け"とは大違いだ。

AM11時の時点で、20km走る。快調!!。
PM12時の時点で、44km地点に到着し、もう残り後、8km。"ものすごいペースだ。"
そしてPM1時前に無事、ブルージュに到着し、体もかなり楽な調子で来れたんで、そのまま自転車で市内観光に出かける。けれどもあまり見るべきものがなく、カテドラルの大きさが、ほかの町とは桁違いというだけで、これといって見るべきところがないんで、そのまま今晩世話になるホテルを探す。しかし、フランスは本当に安宿があまり無く、結局、一番安そうな駅前の2つ星のホテルに泊まることにした。部屋はこざっぱりとしていて、俺好み。今夜はゆっくりと休めそうだ。
ホテルに荷物を置いて、自転車で市内をウロウロしに、また出かける。
川のほとりでオッサンが釣りを楽しんでいて、ほんとのどか。ボーっとする為に川近くの公園で一服して、ふと思う。"何事もなく、今まで順調に来れてラッキーだなあ"と。後、今日は日本で、高校時代の連れが結婚式を挙げていると思うんで、何かしてあげたかったが、どうにもできないんで、このページでとりあえずで悪いが"お二人ともお幸せに!chao!"と言っておきたい。
坂が多い町で、ウロウロしていたら気分が悪くなってきたんで、ホテルに帰ることにした。
ホテルに帰ってからいろいろ考えた。フランスという国に住む人々についてだフランス人は立派な歴史をもつ国に生まれ、とても気高く、美しく、そして、"真面目な人種"だと思う。しかし、この国に住む人、イギリスやドイツ、イタリアはまだ行ってはいないが、多分、あまり"
歴史の重さ"があり、どうしても他国の人を寄せ付けない風潮があるように思う。そう言う意味では協調性に乏しい人種達なんではないだろうかと。
ヨーロッパという多国でできた集合王国自体、そういう傾向にあるみたいだが、その辺が独特の国家を創った根源なのではないだろうか?。
今の日本は、チャラチャラした所はあるが、最近の若者の傾向として、協調性(国際的な視点から見たらということ)がかなりあると思う。
お年寄りを例にとると、ヨーロッパのお年寄りは、例外もあるが、旅人や外人にはすごく親切で、自ら歳下の者にも挨拶をかけてくる。しかし、日本のお年寄りは余裕がないように思える。確かに、戦争によって、外人に痛い目に合わされ、散々な目にあったということはわかるが、それを差し引いても、外人に対して協調性がない様に思う。これは俺の独断と偏見な見方だが、ヨーロッパを旅して約1ヶ月、そんな風な感じが見てとれた。

●今日の走行距離53km

いざ、次の町に向かって出発。目指すはオルレアン。
Bourgesを出発する⇒
しんどいから止める
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