ジュネーブ(GENEVE)⇒ツェルマット(ZERMATT)
車窓から見るアルプスの山々の景色は本当、絵に描いた油絵のように美しく、本や
テレビ で見た時と同じものだった。
しばらく乗っていたら気分が悪くなってきて、ピークに達する前にツェルマットの
駅に着いた。 VISP⇒ZERMATT間 約1時間10分。(45km)
駅前では、電気自動車が走っていて、環境悪化に繋がらないような思いがひしひし
と感じ られた。
駅を降りて西側のホテル・バンフォーンというホテルに今夜の宿をとることにした
このホテルはドミトリー式(10人タコ部屋)の部屋で、旅をしだしてからはじめ
てドミトリーの ホテルに泊まる事になったんで少し緊張した。一泊(28SF)
部屋に荷物を置いてすぐにマッターホルンの勇姿を見るためにホテルを出る。
駅前通りから少し歩くともう、白い峰のトンガリ帽子が目に止まった。「あれがア
ルピニスト の憧れるマッターホルンか?」と思いながら、マッターホルンの麓まで
登れるゴンドラに乗っ て行こうとしたが、あまりに乗車賃が高かったんで(44SF
)、やめて、時間的余裕もあった んで、ハイキングコースをひたすら2時間くらい
かけて歩いて登って行くことにした。 「本当、美しい眺め。アルプス山脈・・・の
どかで空気がうまくて、自然がたくさんあって、とっ てもリラックスできて・・・
なんしか気持ちがいい。」 山道にはカップルやご老人、サイクリスト、時にはスケ
ートボーダーまで出現する。スキー ヤーも多くて、さすが頂きに万年雪をこさえて
いるだけのことはある。 途中まで登ると、単調過ぎてめんどくさくなってきたんで
、モンテローザを見てみたい気はし たがいつになるかわからないんで、やめて下山
した。
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5月24日 Dimanche 晴れ AM6:40起床
一晩、ドミトリー式の部屋に泊まったが、すごく快適で12人くらいのタコ部屋
だが、内装は めちゃめちゃ綺麗で、まだ、改築したばかりなんだろう、埃やチリ
一つ見当たらないくらい 衛生面が行き届いていた。今までの安宿は何でもありの
、ゴキブリ、蟻、蜘蛛付きの所ば かり泊まってたんで、その分ゆっくり過ごせた
。部屋の同じ旅行者(中にはビジネススーツ を着た人もいた?)の人達も、一人
一人気使い合って、ワイワイガヤガヤというようなこと はまるでなかった。久し
ぶりにゆっくり眠れた感じがした。
AM7:18発のBVBの登山列車に乗って、ツェルマットを後にする。本当に空気
のうまい美 しい山並(あたりまえか?)の所だった。しかし、ここは個人旅行で
来るところではないなと 直感で思いもした。なぜなら、あまりに世界が違いすぎ
て頭が変になり、帰りたくなくなるか らだ。ここ、スイスに関してはパックツア
ーで仲のいい友人と来る方が絶対に楽しい。そして ハイキングなんかワイワイい
いながらやるとか・・・・。
BRIGという所でスイス鉄道に乗り換え、一路イタリアはミラノに向かう。
ミラノ行きの列車に乗り換える時に、若い新婚さんグループのツアー組と一緒に
なった。皆、幸せそうだった。
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フィレンツェ(イタリア)に行く
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